数の記憶「いぬは いくつ あった?」
もんだい
したの えを よく みて おぼえよう。おぼえたら 「おぼえた!」ボタンを おしてね。
この問題の図: いぬが3ひき並んでいる絵を覚えて、あとから数を4択で答える、やさしい「数の記憶」。少数の即時記憶を身につけます。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
みっつ(3)
かいせつ(おうちのかたへ)
同じ絵が3つ並んでいる状態を覚えます。1〜5の範囲は「見た瞬間に数がわかる(サビタイジング)」という能力の練習範囲でもあり、「数の記憶」のはじめの一歩に最適です。
ポイント
- 数だけでなく「いぬだった」という種類の情報もセットで覚える練習
- 慣れてきたら見せる時間を短くしていく
出題背景と育つ力
数の記憶は、見た数を頭にとどめて再現する力を育てる課題です。この問題は同じ犬が3匹並んだ配置で、種類が1つ、数も3と少ないため、数の記憶のはじめの一歩に最適です。1〜5の範囲は、一つずつ数えなくても見た瞬間に数が分かる力の練習範囲でもあります。小学校受験では、指示された数を覚えて動く場面が多く、数を短期記憶にとどめる力は計数や聞き取りの土台になると考えられています。
育つのは、見た数を保持する短期記憶と、「犬が3匹」という種類と数をセットで覚える力です。数だけでなく「何が」いくつあったかまで覚えておく習慣は、このあとの2種類・3種類が混ざる問題へと自然につながっていきます。まずは少ない数を確実に覚える成功体験を大切にしましょう。
よくあるつまずき
少ない数でも、つまずきは起こります。ひとつめは、見る前に何を数えるか意識できていないケースです。ぼんやり眺めてしまうと、絵が隠れてから「何がいた?」「いくつ?」の両方があいまいになります。見る前に対象を決めておく必要があります。
ふたつめは、3という数を最後まで頭に残せないことです。「いち、に、さん」と数えても、結果の「3」を覚える意識がないと、答えるときに2や4と迷います。
みっつめは、絵が隠れると数え直せないため、自信がないと当てずっぽうで選んでしまうことです。選択肢に2や4が並ぶと、1つ違いの数につられやすくなります。見ているあいだに「3匹」と数を確定させておくことが、正確に答えるための鍵になります。
家庭での声かけ例
数の記憶は、見る前の予告と、見たあとの確認をセットにすると伸びます。この問題では、絵を見せる前に「今からわんちゃんが出るよ。何匹いるか数えてね」と、対象と課題を予告してください。見せながら「いち、に、さん。3匹だね」と一緒に数え、「3匹、覚えておこう」と押さえてから隠します。
おうち遊びでは、ぬいぐるみを何体かパッと見せてすぐ隠し、「何体いた?」と聞くゲームがおすすめです。慣れたら見せる時間を少しずつ短くしていくと、瞬間的に数を捉える力が鍛えられます。
答え合わせでは、すぐ正解を言わず「さっき何匹だった?」と思い出させ、当たったら「よく見て覚えられたね」とほめてください。散歩中に「あそこに鳥が何羽いる?」と数を意識させる声かけも、よい練習になります。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 数の短期記憶・種類と数の同時保持
- 教え方のコツ: 見せる前に「なんの絵かな、いくつあるかな」と2点を予告
- ステップアップ: 2種類混在の「ふつう」難易度へ