位置の記憶「うさぎさんは どこ?」
もんだい
したの えを よく みて おぼえよう。おぼえたら 「おぼえた!」ボタンを おしてね。
この問題の図: 3×3のマスにいた うさぎ の位置を覚えて、あとから同じ場所をタップして答える、やさしい「位置の記憶」。視覚的短期記憶とマス目の位置把握の入り口になります。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
まんなか
かいせつ(おうちのかたへ)
3×3マスの真ん中にうさぎがいる、位置の記憶のいちばん基本の問題です。まずは「1つだけ・真ん中」というシンプルな配置で「見て→隠して→思い出す」という流れそのものに慣れることが目的です。
「うえ・した・まんなか・ひだり・みぎ」という位置を表す言葉を、指差しと一緒に声に出して覚えさせると定着が早くなります。
出題背景と育つ力
記憶分野の中でも位置の記憶は、見たものを一瞬で頭の中に写し取り、少しあとで再現する視覚的短期記憶を測る課題です。小学校受験では、口頭で説明されない情報を目で捉えて保持する力が、話の記憶や指示行動の土台になると考えられており、雙葉小学校など伝統校でも記憶系の出題は珍しくありません。
この問題は3×3マスの真ん中にうさぎが1匹だけという、いちばんやさしい配置です。育つのは、対象を一点に集中して見る注意力と、「まんなか」という位置を言葉と結びつけて符号化する力です。1つだけの配置だからこそ、「見る→隠す→思い出す」という記憶の流れそのものを、失敗せずに体験させられます。
よくあるつまずき
やさしい配置でも、つまずきは起こります。ひとつめは、見る時間の使い方です。「おぼえた!」をすぐ押してしまい、うさぎをしっかり見る前に絵を閉じてしまう子がいます。1匹だけでも、いる場所を指で押さえて確かめる間が必要です。
ふたつめは、位置を言葉にできないケースです。「まんなか」という言葉を知らないと、なんとなく覚えた感覚だけが残り、答えるときに上や下のマスと迷います。
みっつめは、緊張して当てずっぽうで押してしまうことです。思い出せないときほど焦らず、「さっき見たとき、どのあたりだった?」と一呼吸おく習慣をつけると、次の少し難しい問題でも落ち着いて取り組めます。
家庭での声かけ例
位置の記憶は、遊びの延長で楽しく鍛えられます。おすすめは神経衰弱(カードめくり)です。「さっきの絵、どこにあったっけ?」と一緒に思い出しながらめくると、位置と絵をセットで覚える練習になります。ふだんの生活でも、「さっき置いたコップ、どこだった?」と聞いてみると、身の回りの空間を覚える意識が育ちます。
この問題に取り組むときは、まず絵を見せながら「うさぎさんはどこにいる?」と聞いて、お子さんに「まんなか」と答えさせてください。言葉にできたら「そう、まんなかだね。よく覚えておいてね」と一声かけて隠します。
答えられたら、正解かどうかより先に「どうしてそこだと思ったの?」と理由を聞くと、覚え方そのものが上手になっていきます。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 視覚的短期記憶・マス目上の位置把握
- 教え方のコツ: 「まんなか だね」と、位置を言葉にしてから覚える
- ステップアップ: 3×3マス・2つの位置を覚える問題へ