位置の記憶「りんごが 4つ ばらばら」
もんだい
したの えを よく みて おぼえよう。おぼえたら 「おぼえた!」ボタンを おしてね。
この問題の図: 4×4のマスに散らばった りんご 4つ の位置を覚えて、同じ場所をタップして答える「位置の記憶」チャレンジ。4つの位置を同時に保持する力を育てます。 図を見て、下の選択肢から答えを選んでください(音声で問題文を聞くには「よみあげ」ボタン)。
こたえ
うえから 2ばんめ の ひだりはし、いちばん うえ の ひだりから 3ばんめ、うえから 3ばんめ の みぎはし、いちばん した の ひだりから 2ばんめ の 4か所
かいせつ(おうちのかたへ)
4×4マスに散らばった4つの位置を覚える問題です。位置に規則性がなく、また4か所と多いため、段ごとや列ごとに整理して覚える方略が必須になります。
一度に4つは大人でも大変です。「上の段は1つ、2段目に2つ、下の段に1つ」のようにまず数を段でまとめてから、それぞれの位置を細かく確認する手順を教えると精度が上がります。
出題背景と育つ力
位置の記憶で覚える点が4つに増えると、大人でも一度では捉えきれないほど負担が大きくなります。この問題は4×4マスに規則性なく散らばった4つのりんごの位置を、同時に頭の中に保つ課題です。小学校受験の記憶分野では、覚える情報が多い課題ほど、やみくもに覚えるのではなく整理して覚える方略があるかどうかで差がつきます。
育つのは、4つの位置を同時に抱える記憶の容量と、「段ごとに何個・どこ」とまとまりを作って情報を圧縮する力です。ばらばらの4点を4点のまま覚えようとすると容量を超えてしまいますが、段や列という枠でまとめれば、覚える塊の数を減らせます。この「まとめて覚える」経験は、話の記憶など他の記憶課題にも生きてきます。
よくあるつまずき
最大のつまずきは、4つを一気にまるごと覚えようとして、結局どれもあいまいになることです。一度に確実に保持できる数には限りがあるため、整理せず4点を並列に覚えると、2つか3つしか思い出せません。
次に、位置に規則性がないため、なんとなくの印象で覚えてしまい、隣のマスと1つずれた場所を選ぶケースが多く見られます。4×4マスでは「上から何番目・左から何番目」と数えて特定する必要があります。
さらに、4か所という数を意識していないと、3か所だけ押して満足したり、逆に多く押しすぎたりします。「りんごは4つ」という数の情報を、位置とは別にしっかり持っておくことも大切です。
家庭での声かけ例
たくさんの位置を覚えるコツは、段ごとにまとめてから細部を見ることです。この問題では、絵を見せながら「まず、どの段にいくつあるか数えよう。1段目は? 2段目は?」と、段ごとの個数を先に確認してください。「上の段に1つ、2段目に2つ、下の段に1つ」と数のまとまりを作れたら、次に「その1つはどこ?」と位置を詰めていきます。
おうち遊びでは、おはじきを4つ盤の上に置いて数秒見せ、隠してから「何個あった? どこにあった?」と数と位置の両方を再現させてください。慣れたら5つに増やします。
答え合わせでは、「段ごとに思い出してごらん」とまとまり単位で振り返ると、多い情報を整理して扱う力が育っていきます。
れんしゅうのポイント
- 身につく力: 4つの位置の同時保持・整理して覚える方略
- 教え方のコツ: 段ごとに「何個・どこ」を確認してから全体を覚える
- ステップアップ: 5×5マスや、種類混在×4個の複合問題へ